みそレシピ

うずみ豆腐

「うずみ」とは「うずもれる」「うずまる」の意味です。ご飯で豆腐を覆ってしまい、豆腐がご飯の中にうずもれているような状態になることからうずみ豆腐という名がつきました。


炊き立てのご飯や蒸した餅米、白粥等を使っても美味しくでき上がります。

この料理の大切なポイントは、豆腐を十分温めて、熱々のご飯を使うこと。

さらに、京都特産の甘味の強い白味噌で仕立てた汁をたっぷり注いでください。

からしの辛みが甘さを引き締め、特に冬場にぴったりの一品です。

材料 -4人分-

  • 餅米
    2カップ
  • 白味噌
    120g
  • だし
    3カップ
  • 絹漉豆腐
    1丁
  • 練りからし
    適量

作り方

  • 1.餅米は、きれいに洗いたっぷりの水に一晩つけておく。よく蒸気の上がった蒸し器に網布巾を敷き中火で20分蒸す。酒塩(酒と塩を半々で合わせ塩を加えたもの)に餅米を浸し、汁気をきって10分蒸す。
  • 2.絹漉豆腐は、角切りする。
  • 3.鍋にだし3カップに白 味噌120gを溶き、この中 に豆腐を入れて温める
  • 4.器に豆腐を入れ、餅 米の蒸したもの(白蒸し という)を盛り付ける。
  • 5.吸地をはり練りからしを添える。

<提供>辻調グループ校「郷土料理探訪

その他のみそレシピ

  • 納豆汁

    納豆は、汁物に入れてもおいしくいただけます。加熱するとにおいは気にならず、調理もしやすい食材です。納豆を入れることでとろみのある汁になり、あんのような舌触りになります。 (さらに…)

    作り方はこちら
  • 鰤(ぶり)の粕汁

    「粕汁」というのは酒粕を溶いた汁に具をたくさんいれたもので、体が温まるので冬場によく作られます。粕汁はどんな魚でだしをとるかによって、味が全く違ってきます。 (さらに…)

    作り方はこちら
  • 蕪(かぶら)と牡蠣(かき)のふろふき

    京野菜の聖護院蕪を昆布だしで柔らかく煮て、熱いうちに柚子味噌をかけていただきます。シンプルな料理なので、蕪本来の旨味を味わうには一番。 (さらに…)

    作り方はこちら
  • まながつおの西京焼き

    まながつおは、味に少しクセがありますので今回のように西京焼きにするとクセが抜け本当においしくいただけます。

    西京焼きは、京都特産の甘みの強い白味噌に漬けて焼いた料理です。 (さらに…)

    作り方はこちら