納豆汁
納豆は、汁物に入れてもおいしくいただけます。加熱するとにおいは気にならず、調理もしやすい食材です。納豆を入れることでとろみのある汁になり、あんのような舌触りになります。
日本の食卓、特に関東では納豆は朝食に欠かせないほどです。
納豆はしっかりと混ぜ、粘りを出してから炊き立てのごはんにかけて食べるのが一般的ですが、汁物に入れてもおいしくいただけるものです。
加熱しても、においがきつくなるようなことなく、調理もしやすい食材です。
納豆を入れることでとろみのある汁になり、ちょうど水溶き葛粉を加えたあんのような舌触りになります。
材料 -4人分-
- 糸引き納豆1袋
- 金時人参5cm
- 薄揚げ1/2枚
- サヤインゲン10本
- だし汁800cc
- 大根5cm
- こんにゃく1/3丁
- さといも4個
- 信州味噌100g
- 白葱(刻んだもの)適量
作り方
1.大根は皮をむき、縦に4等分にし、乱切りにします。
2.金時人参は、皮をむき、大根と同様に乱切りにします。
3.さといもは、洗って土を落とした後、乾かしたものを使います(皮をむきやすくするためです)端を切り落とします。
4.もう一方の端を切り落とし、大きさによって2等分します。
5.もう一方の端を切り落とし、大きさによって2等分します。
6.2等分にします。
7.大きさによって更に2等分にします。その後、水にさらします。
8.薄揚げは、直火で焼いて焼き目をつけます。サッと焼くことにより、余分な油を抜きます。
9.2等分に切ります。
10.短冊に切ります。
11.こんにゃくは,下ゆでして冷ました後、スプーンでちぎります。
12.サヤインゲンは、3等分に切ります。
13.鍋にだし汁を入れ、火にかけ大根、金時人参、さといも、薄揚げ、こんにゃくに火を通します。
14.鍋から少量だし汁をとり、信州味噌100gをのばします。
15.具に火が通れば、のばした味噌を加えます。
16.このようになります。
17.糸引き納豆をまな板にとります。
18.出刃包丁で細かくなるまで刃叩きをします。
19.粘りを出すためにすり鉢にとり、十分すります。
20.少量のだし汁加えてのばします。
21.さらにすります。
22.これを16の鍋に加えます。
23.仕上げにサヤインゲンを加えます。
24.器に盛りつけ、刻んだ白葱を添えます。
<提供>辻調グループ校「郷土料理探訪」





